高額療養費の手続きについて教えて!
Q. 高額療養費の手続きについて教えて!
A.「限度額適用認定証」を提示すれば、窓口での負担は「自己負担限度額」で済みます。
入院や手術をしたとしても、「高額療養費」という制度で、自己負担が一定の額に収まるということは分かりました。この制度を使いたいとき、手続きはどうしたらよいのですか?
手続き方法は2つあります。一番手間が少ないのは、高額な治療が予定されている場合、あらかじめ「限度額適用認定証」(3.「限度額適用認定証」って、いつ、どうやって手続きするの?参照)という書類を公的医療保険からもらっておき、医療機関に提示するという方法です。そうすることで、窓口での負担は、高額療養費分を除いた自己負担限度額だけとなります(図4-方法1)。
なるほど! 手続きをしておけば大きなお金を窓口で支払わないでよいのですね。それは助かりますね。もう一つの方法はどんなものですか?
もう一つの方法は、一旦窓口で患者が立替払いをしてから、あとで公的医療保険に高額療養費分を請求するという方法です(図4-方法2)。この方法だと、一旦、窓口で高額な支払いをすることになり、また、立替えた高額療養費が戻ってくるのに3か月以上かかることになってしまいますので、はじめから高額な医療になることが分かっている場合は、「限度額適用認定証」を提示する方法がいいですよね。
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