ここが知りたい!
がん患者が使える
介護保険のはなし
「がん患者が介護保険サービスを使えるなんて知りませんでした」
「体力がおちて、今までできていたことができなくなった。でも、家族の手をわずらわせたくない」私たちはこんな声をよく耳にします。
介護保険制度は65歳以上の方だけではなく、40歳から64歳までの介護保険に入っているがん患者さんならばサービスを利用することができます。介護認定を受けることでさまざまな生活支援サービスが利用でき、自分だけではなく、家族の負担を軽減することもできます。また、お仕事をされている家族なら、「介護休業・介護休暇」を使って仕事を休むこともできます。
時間は後戻りできません。あとで後悔しないためにも、すこしだけ、介護保険のしくみをみてみましょう。我慢は禁物、ときには人や制度に頼ることも大切です。
illustration ©masako FUJII
- 1がん患者でも、介護保険の制度を使えると聞いたのですが本当ですか?
- 2介護保険制度を使うには、どこへ相談すればよいのですか?
- 3介護サービスを使うために、患者がすべきことはありますか?
- 4介護認定には時間がかかるのでしょうか?
- 5どんな介護サービスが使えますか?
- 6介護保険を使うメリットを教えて下さい
- 7他の公的制度と併用できますか?
- 8介護保険と障害年金は同時に受給できますか?
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がん患者が使える介護保険のはなし
監修:桜井なおみ(社会福祉士)
天野初音(特定社会保険労務士 キャリアコンサルタント)
企画制作:キャンサー・ソリューションズ株式会社
2023年11月改訂