治療と仕事の両立:
個人事業主編

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個人事業主の方が病気になったときへの支援は、ほとんど語られていないのが実情です。私が病気をする前に働いていた業界も(建築デザイン系)、30歳半ばぐらいまでは「がっつり」働き、その後、資格を取って独立するか、事務所の中でキャリアを積み上げていくかを選択するのが一般的なキャリアデザインでした。独立した矢先に病気がわかる人もいるでしょう。また、定年退職後のセカンドキャリアとして、独立して、個人事業主になる方もいらっしゃいます。

会社員のように通院が勤務時間にしばられることはありませんが、病気が、仕事や経営、家計を直撃するのが個人事業主です。

「自営業は自衛業」とは言いますが、その中でも、「何かできることはないだろうか?」 そんな気持ちから作成したのがこのコンテンツです。働き方は会社員以上に多様で、ぴったり当てはまるケースは少ないかもしれませんが、どうやって仕事やお金をやりくりした? クライアントとのコミュニケーションは? 誰にどこまで自分の情報開示をした?など、少しでもヒントになれば幸いです。

キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表
 がんサバイバー
桜井なおみ

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