がん治療と仕事を
両立するために
仕事、このまま続けられるのかな?
少しペースを落として働きたいな。
でも、みんなはどうしているのだろうか?
あなたにとって「働くこと」はどんな意味がありますか?
治療費のため、生き甲斐のため、キャリアアップのため…。百人いれば百通りの働き方、働く意味があるでしょう。
周囲の人に「迷惑をかけた」と思いつめないでください。病気はあなたのせいではありません。「~しなくては! ~すべき!」と思い込まずに、まずは、ゆっくり深呼吸。焦る必要はありません。
日常を病気の前と同じ形に戻そうとすると、時として苦しくなることもあるでしょう。戻そうとするのではなく、新しい自分の日常生活を見つけてみるのはどうでしょう。できないことではなく、できたこと、できることを探して、自分のことを誉めましょう。もしも、何か困ったことがあれば、人に頼りましょう。頼られた側も意外に嬉しいものです。そして、してくれたことに「ありがとう」と、感謝の言葉も忘れずに。
30代、私も働く世代でがんの診断を受け、仕事のことは本当に悩みました。
少しだけ歩くスピードを緩めたことで見えてきた景色が、きっとあるはずです。そんなあなたの新しい生き方、働き方を、私たちは応援します。
キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表
がんサバイバー
桜井なおみ
- 1「がん」と診断されました。
まずは何をすればよいのでしょうか? - 2入院中や外来治療中に利用できる制度はあるのでしょうか?
- 3治療を受ける際に、担当医に確認しておくことは何ですか?
- 4上司や同僚にどう伝えたらよいか迷います。
- 5休職することになりました。休んでいる間でもできることはありますか?
- 6復職をしました。仕事と治療を無理せず両立したいです。
- 7再発しても、働き続けたいと思っています。
- 8困った時の相談先リスト
監修:桜井なおみ(キャンサー・ソリューションズ株式会社代表)
藤田久子(特定社会保険労務士・社会福祉士)
企画制作:キャンサー・ソリューションズ株式会社
2018年12月作成