がん治療と仕事を
両立するために

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仕事、このまま続けられるのかな?
少しペースを落として働きたいな。
でも、みんなはどうしているのだろうか?

あなたにとって「働くこと」はどんな意味がありますか?
治療費のため、生き甲斐のため、キャリアアップのため…。百人いれば百通りの働き方、働く意味があるでしょう。
周囲の人に「迷惑をかけた」と思いつめないでください。病気はあなたのせいではありません。「~しなくては! ~すべき!」と思い込まずに、まずは、ゆっくり深呼吸。焦る必要はありません。

日常を病気の前と同じ形に戻そうとすると、時として苦しくなることもあるでしょう。戻そうとするのではなく、新しい自分の日常生活を見つけてみるのはどうでしょう。できないことではなく、できたこと、できることを探して、自分のことを誉めましょう。もしも、何か困ったことがあれば、人に頼りましょう。頼られた側も意外に嬉しいものです。そして、してくれたことに「ありがとう」と、感謝の言葉も忘れずに。

30代、私も働く世代でがんの診断を受け、仕事のことは本当に悩みました。
少しだけ歩くスピードを緩めたことで見えてきた景色が、きっとあるはずです。そんなあなたの新しい生き方、働き方を、私たちは応援します。

キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表
 がんサバイバー
桜井なおみ

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