あなたの「新しい働き方」を
サポート
面接で病気のことを聞かれたらどうしたらよいのでしょうか?
履歴書に病名は書くのでしょうか?
新しい職場では、病気のことを伝えた方がよいでしょうか?
患者さんからいただく相談の半分は、このような新規就労や転職に伴う内容です。「病気をきっかけに働き方を変えたい」、「経済的に困っている」、「治療に専念していたけど、そろそろ働こうかと思う」など、求職のきっかけは様々です。また、既に社会経験を持っている方からの相談だけではなく、小児がんを経験した方や、高校・大学などの就学中にがんを経験した方など、社会経験が無い方からの相談もあります。
家族構成の違いや必要な年収、社会経験の有無、身体や心のこと…1人ひとりの社会背景に違いはありますが、大切なのは、自分がこれからどのように働きたいのか? 自分の人生の中で病気をどう位置付けるのかという「病気のオキドコロ」を考えることです。このページは、そんな皆さんの背中をそっと支えることを目的に作成したものです。
病気をした現実を変えることはできませんが、皆さんのこれからの人生は自分の手で作っていくことができます。「人生の主役はいつも自分」だということ、そして「仲間がいる」ことをどうか忘れないでください。
道はいつか拓くときがやってくることを信じて。
キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表
がんサバイバー
桜井なおみ
- 1就職前の心がまえ
働き始めようと思います。まずは何をすればよいのでしょうか? - 2情報収集と書類の準備 1
就職活動に必要な書類にはどのようなものがありますか? - 3情報収集と書類の準備 2
仕事はどこで探したらよいでしょうか?
AYA世代のがん経験者の就職活動 - 4面接での心がまえ
面接では、病気のことを伝えるべきでしょうか? - 5内定後の心がまえ
内定、再就職が決まりました。心構えなどはありますか? - 6困った時の相談先リスト
監修:桜井なおみ(キャンサー・ソリューションズ株式会社代表)
藤田久子(特定社会保険労務士・社会福祉士・キャリアコンサルタント)
企画制作:キャンサー・ソリューションズ株式会社
2020年8月改訂