がん治療による生殖機能への影響とは

がんに対する治療の進歩により、多くの患者さんが「がん」を克服できるようになってきました。その一方、がんの治療方法によっては生殖機能に影響を与え、子ども(赤ちゃん)を授かりにくくなったり、授かることができなくなったりすることがあります。がんの治療方法は、がんができる場所(がんの種類)やがんの進行具合によってさまざまで、さらに生殖機能には個人差が大きいため、将来、妊娠できる可能性を保つための対策もひとりひとり異なります。ここでは、がんの治療方法に着目して、生殖機能にどんな影響を及ぼすのかを解説していきます。

  1. がん治療は精巣機能にどんな影響があるの-男性の場合
  2. がん治療は卵巣機能にどんな影響があるの-女性の場合

がんの種類別の疾患情報と治療法について