通院前に

起きたら

寝起きの女性『この10日間の体調はどうだったかな?』『起きたらまずは体温チェック!』
看護師

発熱・咳・息苦しさ・風邪の症状・のどの痛み・味や臭いを感じないなどの症状があれば受診日を延期していただく場合がありますので、病院へ電話でご連絡ください。

看護師

PETなど高価な検査薬を必要とする検査が予定されている際に、発熱などコロナ感染の疑いがある場合には、まずは病院のHPを確認して診療体制を確認しましょう。

お出かけ準備

持ち物の準備をする女性『今日は通院日。お薬手帳。手指用消毒液に除菌シート…。マスクも忘れずに。』
医療ソーシャルワーカー

念のため、マスクの予備も用意しておけば安心です。

(MSW:医療ソーシャルワーカー)

出発

夫「いってらっしゃい、気をつけてね」犬「ワン」手をふる子供。女性「行ってきまーす」
看護師

感染症の予防にマスクは効果的ですが、一人で移動するなど、人と接触する機会が少ないときにはマスクを外しても構いません。ただし、人混みや公共交通機関を利用する際にはマスクは必ず着用しましょう。

大野先生からのアドバイス

「通院して感染するのが怖いから」と自己判断で治療を止めてしまうと、がんが進行してしまうリスクがあります。通院が不安なときや体調が優れないときには、病院に電話をして担当医や看護師に相談してみましょう。もし家を出る前に熱があれば、担当医に連絡を取って判断を仰いでください。
がん治療によって発熱した場合(術後や化学療法の副作用など)と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発熱では、症状だけでは見分けることができません。感染していると周りの人にうつしてしまう可能性もあるため、無理をして病院へ行くのは控えてください。